2025.07.04
The Roots ~学生時代の経験~ VOL.11 コンサルタント職 N・Iさん
内定者の方がなぜ組織開発・人材育成を仕事にしようと決めたのか。
その背景となるエピソードをご紹介するシリーズ第11弾。
人によって背景となる経験は様々。
選考にお進みいただく方には
必ずお話しいただく内容になるので、書き方などを参考にしてみてください。
2026年新卒 コンサルタント職 内定者N・Iさん
出身学部 文学部史学科
――――――――――――――――――――――――――――
目次
Situation(状況)
大学の放送研究会で部長・渉外長・広報を務めていました。
年に2回の発表会では、バラエティやドラマ、朗読など様々な番組を公開し、日々の活動では発声練習やアナウンス原稿の読み合わせも行っていました。
また、他大学の放送系サークルとも交流があり、発表会を訪問・招待することもありました。
Task(課題)
当時、サークルは人数不足により廃部の危機に直面していました。
1年生の春には12人いた部員が、2年生の秋には4人にまで減少してしまいました。主な要因はコロナ禍による活動制限でした。
私は、3月の発表会を4人で成功させ、4月には部員数を2桁に増やすことを目標に掲げました。
しかし、発表会を成功させるには人手が圧倒的に不足していることが大きな課題でした。
Action(行動)
まず、少人数での役割分担を徹底しました。
私は日々の活動申請やSNS運用、他大学への宣伝、チラシ作成などを一手に担っていましたが、業務過多による質の低下を懸念し、副部長に協力を依頼しました。
また、後輩にも「どうすれば発表会を成功できるか」「負担になっていることはないか」と定期的にヒアリングを行い、自然と報連相が活発になり、効率的に作業を進められるようになりました。
次に、「発表会の成功」と「新入生歓迎会での部員獲得」のため、2つの施策を実施しました。
① 発表会成功のための施策として、SNSでの宣伝を強化しました。サークル公式Xに加え、個人アカウントも開設し、撮影の裏側や発表会までのカウントダウン投稿を行い、視聴者の期待を高めました。
また、他大学の発表会にも積極的に足を運び、良いアイデアを参考にしつつ、「ぜひうちの発表会にも来てほしい」と直接アピールしました。
② 新入生歓迎会での部員獲得に向けては、ターゲット層に合ったコンテンツ作りを徹底しました。
部員や友人へのリサーチを通じて、「テーマパークVlog」や「オシャレなカフェ特集」など、女子大生の興味を引く企画を考案しました。
さらに、新歓では動画上映に加えて生アフレコを実施し、サークルの魅力を直感的に伝えられるよう工夫しました。
Results(結果)
粘り強くSNSや他大学向けの宣伝を行った結果、発表会の来場者は30人以上に達し、アンケート満足度は95%を記録しました。
「とても面白かった」「少人数での努力が伝わった」「次回も必ず行きます」といった好評をいただき、少ない人数での発表会は大成功に終わりました。
また、新入生歓迎会では動画や生アフレコが話題を呼び、結果として部員数は目標通り12人となり、無事に目標を達成することができました。
採用担当M・Aからのコメント
少人数でも諦めず、発表会の成功と部員獲得という二大目標を達成された行動力に感銘を受けました!
周囲を巻き込みながら課題を乗り越える力は、どんなチームでも大きな力になるはずです。
ALL DIFFERENTにも大きな変化をもたらしてくれることを期待しております!
――――――――――――――――――――――――――――
ここまでお読みいただきありがとうございました。
N・Iさんのエピソードはいかがでしたでしょうか。
ぜひ今度はあなたの経験も聞かせてください!おまちしています。