2024.07.01
The Roots ~学生時代の経験~ VOL.1 コンサルタント職 Y・Kさん
このシリーズでは内定者の方がなぜ組織開発・人材育成を仕事にしようと決めたのか。
その背景となるエピソードをご紹介いたします。
人によって背景となる経験はさまざま。
選考にお進みいただく方には
必ずお話いただく内容になるので、書き方などを参考にしてみてください。
2025年新卒 コンサルタント職 内定者Y・Kさん
出身学部 文系学部/ 部活動 管弦楽団所属(部長)
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目次
Situation(状況)
私は大学3年次に、129名が所属をする新潟大学管弦楽団の96代部長を務めました。部長就任当時はコロナ禍の影響で2年間の活動休止から再開したばかりで、活動場所の解体、楽器や部室の杜撰な管理、運営方法や会計などの過去資料が残されていない状況でした。そこで私は副部長や執行部4人と協力して、90年以上の歴史ある部活動を残すため、活動を行いました。
Task(課題)
課題は2つあり、1つは部員の責任感が薄く、練習への出席率が低かったこと。もう1つは係の仕事内容が明確化されていなかったことです。この課題を発見した背景は、出席人数が足りず、合奏が成り立たない状況になっていたこと。また、過去資料がないため、演奏会のために具体的に係が何をしなくてはいけないのかがわからない状態だったことが挙げられます。これら課題があったために係の仕事の進捗に差が生じ、連携が取れない状態でした。そのストレスで部員が辞めてしまう状況も発生し、改善へ着手をしました。
Action(行動)
行動としては3点行いました。具体的には練習計画の再策定、協力の要請、係資料の再作成です。まず、出席率は練習計画に問題があり、現状の学業のカリキュラムにそぐわないものであると部員からの多く声が上がったため、仮定を立てました。各学部の授業のスケジュールを調べ、合奏に参加できるよう場所と時間の調整を経て練習計画の再策定を行い、出席率の改善を図りました。また、オーケストラは一人抜けたら成り立たないということを各パートリーダーと協力し全体への連絡や練習の度に地道に伝え続けました。係活動や資料については、卒業生の先輩方まで遡って連絡を行い、顧問の先生方にも協力を仰ぎました。その後、指示系統や連絡系統を揃え、仕事の進捗を共有できるよう改善を行いました。
Results(結果)
練習計画の再策定に加え、部員へ地道な協力の要請を積み重ね、合奏練習への出席率を6割から8割ほどまで上げることができ、活動場所については執行部で大学や他団体様と半年の交渉の末、新しく活動場所を確保することができました。また、仕組化として係の仕事の全体のスケジュールや各係の分担内容が整理された資料を残し、学校楽器の係を創設し、一括管理ができるようにしました。人の行動に変化を起こすことで組織の発展へと繋げることができたこの経験から、組織の力を引き出す組織開発の必要性を感じ、人材教育へ興味を持ちました。
採用担当Y・Tからのコメント
・129 名をまとめ上げる部長をやっていたなんてすごい経験ですね!
きっとここに書かれていない苦労や感動体験もあったのでしょう💦
・普通なら先輩や顧問で止まる話を、卒業生や他団体まで巻き込んできた。
その行動力には採用担当Tもびっくりしました。その熱意や責任感を
今度はALL DIFFERENTのお客様に対して披露してください!
・組織は自分だけが動けば変わるものではない。
そのことを体得されてきた様子が手に取るように分かるエピソードでした。
また内定者交流会で詳しくお話を聞かせてくださいね!!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
Y・Kさんのエピソードはいかがでしたでしょうか。
ぜひ今度はあなたの経験も聞かせてください!おまちしています。